番外編 転科合格って??
番外編 転科合格って??

番外編 転科合格って??

転科合格とは

ほとんどの私立高校が採用しています。

上位学科に足りなければ、一つ下の学科に合格をさせるということです。

その結果によって、受験する公立高校を判断する材料にもなります。

特進なら久留米・進学なら小郡という判断ですね。

私の個人的な意見は特進=久留米って思う方は多いですが、基本的に久留米に落ちて、その特進コースに通うわけだから、小郡高校レベルですよね。笑 

小郡に落ちて、進学に行くのであれば、南筑高校レベルですよね・・って私は思います。 

(落とし穴)

また、転科合格があるから、一番上を受験するというお考えの方も多くいます。

小郡高校レベル(偏差値50) 受かったらラッキーだから、九州産業のスーパー特進(偏差値65)を受験する

生徒・ご家庭もいらっしゃいますが・・一応、自由なんでそんな受験もありです。

ただ、実力相応の学科になります。1つ下に落ちて、特進でとまると思っている方も多いですけど、

2つ、または3つも下の学科になる生徒も中にはいます。

実際は、祐誠や筑陽でも転科合格はあるので、意外に転科合格になる生徒は多いです。

ただ、2~3学科ダウンでの合格はちょっとかわいそうと思ってください。スーパー特進受けて、結果『進学』だった・・

(というか、実力不相応の学科を受験すると転科もない、完全な不合格になると思ってください。そもそも、それなら

全員、最初から一番上のスーパー特進を受験して、その成績で高校が判断してくれればいいだけの話です。部活動など

充実した学校生活を送りたいので、勉強ばかりではない、成績はいいけど、あえて進学を希望する生徒もいるので、

なんでもかんでも転科合格ではなく、進学を希望している生徒が優先です。となれば、実力不相応の学科の受験は不合格に

なる可能性も強いんです。

ここからは賛否両論あるかもしれませんが、

上記のような生徒は、通っている塾の雰囲気にもよります。

なぜ、明善や久留米の倍率が高いのか?

それは塾の合格実績のためです。

明善を受けないと実績は伸びない!

当たり前ですよね(受験者が昨年度の実績よりも少なかったら、受験前に昨年越えはなくなるので)

つまり、挑戦受験という考え方です。

塾は昨年の合格実績や明善に何名合格という『実績』はやっぱりあるに越したことはないんです。

でも、明善を受験し、ダメだったけど、私立にというのはそこまでは恥ずかしさはない!

明善を目指していたけど、実はそこまでの実力がないという生徒(ご家庭)は不合格が怖くなるので、実際は

明善・久留米に行きたいけど、成績が実は届いていない。だったら、九州産業の特進を専願受験して、

一般では無理かもしれない学科に入って、元から九州産業に行きたかった!というプライド優先の方もいます。

(ここの文章めっちゃ怒られるかも・・)

最初から九産で専願なら3教科でいいので、5教科の総合塾には通わせる必要はないんです。

回りが明善・久留米といっているなら、それに合わせしてしまう子も実際はいます。

みんなが明善で自分だけが小郡・・って(塾の中にそんな雰囲気が出来上がり、悩みが合格ではなく、プライドになっている生徒)

伸びない生徒の特長にもなってしまいます。

明善を目指しながら、落としどころは久留米という方も多いです。 上を目指していくことが正しいという至上主義ですね。

間違いではありませんが、今の自分を理解し、正しい戦略と計画があればいいですが、ほとんどの生徒・ご家庭はがんばろう!という精神論です。

だから、未来予想(キャリアデザイン)は必要なんです。

3年後に夢の一歩に近づくために、正しい進路選択を生徒に与えていくんです。

自分の『今』を説明でき、かつ、未来の自分も説明できる『最高の自分の取扱説明書』が進路指導です。

15~20分で終了する事務的な面談を教育とは言わないです。 笑