英検に関して、入試との関係性をお話します。
英検5級→中1程度
英検4級→中2程度
英検3級→中3程度 単語数:3000程度
→ここからは難易度があがります。つまり暗記するべき単語数が違います。
英検準2級→高2程度 単語数:5000程度(3級から2000UP)
英検2級→高2年程度 単語数:8000程度(準2級から3000UP)(3級からは5000UP)
英検3級以上は2次試験あり(会場受験です:Currentでは実施できません)
3級の単語3000語には簡単なbook(本)・run(走る)などが含まれます。 そう考えると準2級・2級は簡単な単語を外して2000語追加です。
高校生がどれだけ難しいかわかりますね
よって、最終的には進学校(偏差値50以上):小郡高校以上で九州の私立TOP1・2の西南学院大学・福岡大学にはいきたいな~という人は
英検はとっておいた方がいいでしょう。
大学の入試制度は後日、お話します。
今日は簡単に、英検2級まで取っておくと(正確には技能スコアの点数)、『みなし得点制度』(正式には英語外部試験利用入試制度)
というものがあり、入試の点数に換算得点が加算されるということ。
つまり2級レベルを持っておくと、受験勉強で英語の時間を、苦手科目にあてることができる。ということです。
よって、サクセスストーリーでいけば、中学時に3級・高校1年で準2級・高校2年で2級という流れが大学受験においてはベストです。
★ 中学時に3級を持っていない・・(部活なども忙しく、勉強もあまりしていないが、最後の最後で伸びた子)など
高校に入って準2級から受けてもいいですよ。
高校入試にどのような影響を与えるか?というと
小郡高校(英語のイマ―ジョン教育)
久留米高校:英語科
明善高校:総合文化コース
★ 福岡市内では城南高校(明善クラス)
この3つの学校は英検3級は英語に力を入れているので、3級獲得はよい武器になるでしょう。
また、資格を持っているということは、この生徒は、準2級や2級を取る理由にもなるので
究極、受けたくない生徒=英語力が弱い=大学受験のために高校は実績を上げないといけないので、
いちいち受験を勧める面倒なことは
したくない。つまり主体的に積極性のある子を入学させたいのが『本音』です。
全員がそんな生徒ではありませんが、
ギリギリの子(10人中5人だけ合格させたいというときに、当然、入試の点数も内申点もほぼ同じという生徒をどのように合否判断をするか?と考えてください)
はやっぱり学力もギリギリなんで、英検など積極性に欠けるという一面はあると思いますが、英検・漢検を持っていると主体性のあり、積極性ありという判断材料に
なるので、合格に近づく材料にもなります。
他にも生徒会や部活動の実績などで高校にプラスになる材料があれば、それもまたいいですね。
つまり、英検は絶対に合否に関わるわけではないが、ギリギリの時や高校の特色で英語を強化している場合はよい武器になるということです。
明善・久留米は普通に3級は持っていると思っていいです。つまり準2級・2級はかなりの武器になると思います。
英検や漢検は積極性を見られる材料になるということです。
あとは不合格の耐性にもつながります。落ちまくるのはダメですが、入試の不合格でダメになる子もいます。
特に明善などはその中学の上位なので、基本的に不合格やダメ出しの経験は少ないです。
ずっと順調に3年間を過ごして、
入試で初めて不合格を味わったら、失敗の耐性がない子は
その後、自信を無くして、高校3年間を失敗する子もやっぱりいます。そして私立に嫌々ながらいくことになるので、その私立が合わなければ、怖いですよね。
よって、成績上位陣はガラスのハート(笑)ともいえるので、中学3年間に失敗や英検・漢検の不合格、部活動のレギュラー落ちなどの経験はしてほしくはないけど
しておくことも先を見るために必要です。
(ここは難しいですよね)
英検NEWSでした。