頼まれごとを一瞬でやる人は成功する。

愚か者が先延ばしにすることを 賢者は直ちに取り掛かる。
バルタザール・グラシアン Current LOCATION
パートナーに何かをやってくれないと頼まれた時、その反応はいくつか考えられます。
『はい』といってすぐやる人。 『やっておくよ』といってしばらくたってからやる人。 『そのうちやるね』と言ってやらない人。 『やりたくない』と不機嫌になって、喧嘩腰になる人。 この中で相手から感謝される人は『すぐ動く人』だけです。引き受けたのにやらない人、不機嫌になる人は論外として、一番損なのは動くのが遅い人です。 すぐ動く人と同じ労力を使っているのにも関わらず、遅かったためにたいして感謝されないからです。
マラソンでも3位で帰ってくる人と四位で帰ってくる人のタイムにはほとんど差がないかもしれないが、四十キロ以上走った距離は全く同じです。でも、ちょっと遅れただけで全く評価は違います。メダルをもらったり、大会の歴史に名前が残る人と、その他大勢ぐらいの差です。 誰かに頼まれとことも同じです。 人は誰かに何かを頼むとき『急がなくてもいいですよ』とはいうけれど、内心では『早くやってくれたらうれしいな』と期待しています。必要があるから頼んでいるのですから早いほどうれしいことが多いのです。また何かを頼んだ時にあからさまに嫌な顔をするふともいれば、仕事だから家族に頼まれたから仕方なくやる人もいます。すぐに気持ちよくやってくれる人もいます。 あなたが何かやってくださいと言われて引き受けたのならどのみちやることになります。その時に面倒な顔ををして相手に『申し訳ないな』と思わせたら、その分損をするのはあなたです。いったん引き受けたのであれば、用意ドンで超特急でやってしまいましょう。頼んできた相手が仕事関係者でも家族でも目上の人でも後輩でも、引き受けたことは最高のスピードでやるのです。早く動けばそれだけ相手が喜んでくれるし、自分の中の『やらなくちゃ』という負担感も手放せます。 その行動力があなたに大きな成功をもたらせてくれるでしょう。
そして相手の笑顔と感謝も・・