他人に幸福を分け与えるより、
それと比例して
自分の幸福を増加させるのだ
ジェレミー・ベンサム current location
運には面白い性質があって、お金と似ているところがあります。運は貯めることも、誰かに貸してあげることも出来るのです。 お金は貯めても使えば減るのですが、運は人にあげたからと言って、その人の運が減ってしまうわけではありません。それどころか、上げた運は将来、時間差はありますが二倍にも三倍にもなって返ってきます。運は自分だけで抱え込まず人とやり取りすることでどんどん大きくなっていくのです。
では、運を人にあげる、貸すとはどういうことでしょうか?難しく考える必要はありません。あなたにできる範囲のことを誰かにしてあげる。それだけのことです。
例えば人に紹介してあげることは、あなたの信用を貸すことであり、運を貸すことそのものです。
恋人募集中の人にあなたの友人を紹介する。 社員募集中の経営者にあなたの後輩を紹介する。
この時、あなたは1円も使わなかったとしても『あなたの紹介なら信用しよう』と思ってもらっただけであなたの信用を貸していることになります。 そして、紹介がうまくいったならあなたは双方からとても感謝してもらえるでしょう。それがあなたにさらに大きな運を運んできます。
どんな小さなことでも『誰かのために何かをすること』はあなたの運を増やすことはあっても減らすことはありません。