サッカーと勉強『3つの理論』

まずサッカーでもバスケでもバドミントンでもなんでも基本をきちんと教えることが大事です。
質問1 サッカーの人数は? 質問2 サッカーのグランドの縦の長さは? 横の長さは?
サッカーは11人×2 22名 自分以外に21名! 縦の長さが105m、横の長さが68m
自分以外の21名がどんな動きをして、どんな状況にあるかを正確に把握し、次のプレーを創りださないといけない。
日本で最初の外国人監督である、クラマー理論は実は今でも大事にしている。
勉強でも人生でもサッカーだけでなく基本だから!
- Look Before
- Think Before
- Meet Before
前を見る、前持って考え、そしてボールを迎える、パスされた球を最短距離で受け、相手よりも早く処理せよ。
そしてさらに
パス&ゴー パスを出したらすぐに動いて空いたスペースに行きなさい。そこでパスを迎える受けるというシンプルな理論。
現代サッカーにはたくさんの理論があるが突き詰めればこの3つの理論です。
また、クラマーさんのエピソードは来日してすぐに選手の名前を憶えてコミュニケーションを図ったこと。
そして、選手一人ひとりの状況や生活スタイル、いつまで起きて、いつ寝ているのか?まできちんと把握して指導を行った名監督である。
自分もこの理念を学習塾に応用している。
自分自身、そして生徒がしっかり前を見る。
そして、生徒の事を事前に腑に落ちるところまで、そして取り越し苦労でOKなので、生徒の『今』を考える。
他の塾と大きく違うのは生徒の事をどれだけ話せるのか? 生徒のいいところ、ダメなところを誰よりも多く言えることが先生として、指導者としてのステータスと思っているが、ただ知っているだけではダメだと思っている、それをどのように使い、どのように伝えるのか?そのタイミングや言い方なども考える必要がある。
自分は多くの才能ある若者がこの日本という国には「たくさんおると思う。その才能を生かす!という面が苦手な人が多いのではなかろうか?
生徒も同じで、わかっていないところや自分自身のマイナスには気がついているが、それをどのように修正し、他人に助けを求める言い方や勇気があと一歩ないような気がする。
この日本は先進国であり、いじめや自殺などの前に相談窓口もきちんとある。いろんな問題を解決できる窓口は存在する。
その窓口の存在を知らない。知ってはいるけど・・なんといえばいいかわからない。ちゃんと話を聞いてくれるのだろうか?
という安心感や一歩前に出る勇気がない。
問題が起きてから、その周りの人々は言ってくれれば、話聞いたのに・・とか一緒に考えたのに!というが、当の本人からすれば、その前の言葉・・つまり何と言えばよいか?わからない! が答えである。
自分はそんなミクロなアドバイスを心がけている。
こういえばいいじゃん・・こういうといいよ。ってアドバイスですね。
相談をちゃんとしよう! 質問をちゃんとしよう!だけではなく、こういうと良いよ。 じゃあ実際に言って練習してみよう。その時に言われた人はどう思ったのか? ここまで話しておくといいと思う。
生徒と一緒に前向き、そして考え、そして問題(ボール)を向かいいれ、受け止め、
そしてパス&ゴーで解決というスペースに走りこむ。
こんな塾を創りたい。
IQも大事だが、EQを育てる、そしてこれから先はこのEQ力が生きる力になることも子どもたちに教えていきたいと思う。