集団塾の弱点

塾は基本的に集団指導塾と個別指導塾に分かれる。
今日は集団塾の弱点をお話します。
まず、集団塾は1対20~25であること。
この時点で生徒一人一人に1対1の個別塾よりかは目が行き届かないことは『確定』笑
ただし、自分のペースでという個別指導塾は優しい響きはするが、学校のペースよりも遅くなる可能性は高い。
まあ、ここはおいといて集団塾の話に戻そう。前回のブログでも書いたように、先生の数も集団塾の話にはなる。
集団塾のポイントはその塾の教育理念から創られた独自のカリキュラムであること。
福岡でも有名な〇進館や〇教研がそれだ! この2塾は福岡を引っ張ってきた老舗だ!
この塾は各中学校の進度に合わせない。学校が歴史をしていようが、地理を指導する塾でもある。学校に合わせて指導を創るのではなく、この塾の年間のカリキュラムで指導する。ゴールはどこの塾でも同じ『合格』である。
つまり、アプローチが違う。
福岡県の公立高校は通知表=内申が必要である(これも高校によって差はあるが・・)
この内申を塾に頼らずに自分で自分をコントロールできる生徒は上記2校でも十分に価値ある塾通いができる。
自分でコントロールできない、つまり学校の授業についていけていない、通知表も3ばっかりの生徒がそれでも地域1番手、2番手の高校を狙うなら内申UP指導は塾に頼らざるを得ない。
つまり、学校の勉強をなんとかしたいという生徒は上記2校は向いていない。
怖いのはみんなが通っているので自分も・・みたいな通い方は避けた方が良い。
話しを元に戻して
小郡の集団塾は2校ほどあるが、両方とも学校のペースに合わせて指導するタイプの塾で独自カリキュラムは夏期講座や冬期講座がメインである。非常に地域にやさしい塾といえる。
ここでポイントになるのは、なぜ独自カリキュラムで指導する塾とそうでない塾に分かれるのか?
それは中学校ごとに進度が違うからである。小郡市内の集団塾は・・・
さあ、長くなりましたが・・これ最大の弱点です。 笑
市内・近隣で6中学ぐらい通っているはずなのに
どこの中学に合わせて授業ペースを作っているのか? これだけです。
答えは人数が多い中学校です。
つまり、人数が少ない中学は人数が多い中学校とたまたま5教科すべてが同じペースで進んでいればそれはそれでラッキーであり、ありがたいが‥そうではない。
そう考えると、学校よりも早かったり、かなり遅かったりする。
つまり、『今』している内容ではない。
これを40~50分間、5教科を受けなければならない。またテスト前は多い中学の対策は充実するが、範囲が違う学校はプリント・暗記学習となる。少ない中学は日程がずれていれば、直前が休みになることも多い。
もし、お子さんが多い中学校の生徒なら問題ないが、少ない学校になれば、指導情熱がもろに下がる。
テスト直前に休みになるのは、労働基準法によるものでその会社のコンプライアンスはしっかりしている。
ただ、これが前回述べた先生の数が変わらない‥という弊害に関連はする。
集団塾に通っているお子さんに質問!
今、塾でしている内容は学校の内容と
一致していますか?
早いですか? 遅いですか?
『今』している内容をピンポイントで学び、学校のワーク=提出物を丁寧にしたほうが、時間的に得ではないですか?
小郡の集団塾で心配になるのは通っている生徒数が多いのは人気が高いが、物理的に一人一人を見る質は下がる&お子さんの中学校の指導内容に即しているかは確認した方が良い。
それ+ 1月学費・特別授業・生徒の増加に伴う、先生の増加など合わせて、確認すべきです。
生徒の『今』は『今』しかありません。